触れることは、生きる力となる
2019年10月14日
このたびの台風19号で被害に遭われました皆さま
心よりお見舞い申し上げます。
近年の災害の規模は凄まじく、
こういった異常気象を生み出してしまっている私たち一人一人の行動や思いを
しっかり見直さなければいけない瀬戸際にきていると切に感じます。
ずいぶんと長くブログを書くことを止めておりましたが
やっぱり、エステというお仕事をさせていただいている立場として
少しでお役に立てることを自分なりに伝えていきたいと
気づいたらパソコンの前に座っていました。
こうして災害が起こった時、
『これからどうなるんだろう』という不安や
大切なものを失った孤独感などに胸がつぶされそうになるかと思います。
寂しい時、悲しい時、辛い時に
誰かに背中をさすってもらって、心が少し癒された経験はありませんか?
皮膚は、
『第二の脳』『心が身体の表面に露出したもの』『目に見える心』ともいわれるように、
脳と皮膚はもともと同じものだったと言われています。
それは、
人間の受精卵は、細胞分裂を繰り返して人間へと形作られていくのですが、
この時に、細胞を構成している3層(内胚葉・中胚葉・外胚葉)のうちの
外胚葉と呼ばれる同じ部分から『脳』と『皮膚』へと分かれていくからです。
落ち着かない時に、やたらと髪の毛を触ったり、腕をさすったりしませんか?
無意識にしていることで、気づいていないかもしれませんが・・・![]()
でも、ネガティブな感情は、皮膚に不快感として表れるんです。
それを取り除こうとして、人は皮膚を触るんですね。
そんな風に、感情が皮膚の不快感として表れたり
また逆に、皮膚の感覚が感情にも作用するんです。
人に触れられた温かさは、心の温かさを生み出します。
ギュッと抱きしめることで
言葉にならない感情を何倍もの大きさとなって伝えることが出来ます。
『そう感じる』といった感覚だけの問題ではなく、
実際に『触れる』という刺激によって
細胞内でエネルギーを作り出すための重要な役割を持っている『ミトコンドリア』の数が増えることも分かっています。
触れることは、生命のエネルギーを強め、生きていく力を蘇らせることに繋がります。
触られる心地よさは心を満たし
その充足感は生きていく大きな力になるから![]()
ぜひ、今、辛い思いをしている人が周りにいらっしゃいましたら
言葉をかける必要はなくて、
あなたの手の温度がじんわりと伝わるように触れてあげてください。
そのように他の人を思いやる気持ちをもつことで、温かい社会が築かれ、
気候変動で危機感が高まっている今のこの地球を、住みやすい場所へと変えていく
人々の想いや行動が生まれていくんだと思います。
そんな優しい人々にあふれた世界に変えていくためにも
まずは身近な人から、そして一番大事な自分自身に
肌の温かさを十分に伝えていってほしいなと思います。
愛情深く、人を思いやる優しい人を増やすために、
人々の愛の力を光り輝かせるために、
私はこのエステというお仕事をさせてもらっています。
『辛くて苦しい』
『最近、人に優しく出来ていないかも・・・』
『心に余裕がなくて、ずっと不安だったりイライラしてる』
そんな風に思われましたら、ぜひ力をチャージしに来てください![]()
最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございます。

