寝ている時ほど脳は疲れる?!
2019年5月13日
『今日は疲れたから、早く寝よう』って寝たはずなのに
朝起きたら、疲れが取れてないってこと、ない
脳にはね
『デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)』っていう性質があってね
ボーッとしている時や
眠っている時に働いている神経回路なの
普通、何も考えていない時とかって
脳が休まるって思うよね
でも実際は、集中している時より、何も考えていない時の方が
脳はエネルギーを使っているということらしいの
ナント、脳で消費される60%~80%ものエネルギーが
このDMNに使われているんだって
つまり、DMNというのは
これから起こりうる出来事に備えているもの。
これから何が起きるか分からない状態に対して備えてるってことだから
意識して何かを考えている時みたいに、
脳の作業領域を一つに絞って、そこにエネルギーを費やすような形ではなく、
いろんな領域にエネルギーを費やさなければならないってこと
だから
意識的な活動を行っている時以上に、
ものすごく多くのエネルギーが必要とされるってわけ
簡単に言うと、自動車が停車中に
いつでも発進できるようにエンジンをかけている
アイドリング状態みたいなもの
このDMNは、過度なストレスを感じると
脳をむちゃくちゃ過剰に働かせることになって
どんなに休んでも疲れが取れない状態となってしまうの
常にお仕事や人間関係など、考えることがいっぱいで
なかなか『緊張を解いた方がいい』って言われても
頭が勝手にグルグル考えちゃんうんだよね
寝てる間も、グルグルグルグル
それを止める方法としてはね
『呼吸』をコントロールするといいよ
意識的にゆっくり深い呼吸を繰り返すと
その呼吸のペースに合わせて頭のザワつきがおさまるから
緊張が手放せるよ
【今日のメッセージ】
心を静かに落ち着かせれば
あなたに絡みつくものが
ふわ~っとほどけていく
ほどけた時
その絡みついていたものは
あなたの成長に役立つものだって気づく
手放して はじめて気づくこと
あんなに苦しませられていたと思っていたものに
感謝をもてた時
そのものが宝物として輝きだし
本当の安らぎが得られる