『よく噛む』理由に納得!
2018年11月14日
前回のブログに引き続き
『食べ合わせ』について書かせていただきます
でも、その前に、
身体の仕組みを知っておいてもらいたいなって
当サロンでダイエットに取り組んでいるお客さまにお伝えする事のひとつとして
『よく噛んで食べて下さ~い』があります
『よく噛むことで脳の働きが活発になり
満腹中枢が刺激され、
満腹感を得やすく食欲が抑えられる』
・・・と、よく言われる理由がありますよね。
それも、あります。
でも、それとは違う側面についてお話したくて
胃ってね、場所によって分解する食べ物が違うの。
胃の上の方では、唾液に含まれるアルカリ性の消化酵素によって
『炭水化物』の予備消化が行われる場所。
で、胃の下の方に運ばれた時には、酸性の消化液が出て
『タンパク質』を分解してくれる場所。
で、また小腸に移った時には、再びアルカリ性の消化酵素が活性化して
『炭水化物』の消化が完了される。
野菜や果物ってね、特定の消化酵素を必要としない食べ物なんだけど
というのも、植物内にすでに自らを消化する酵素を備えているから
だから、
胃や腸などの消化器官の中で、酸性だろうがアルカリ性だろうが
どんな環境でも分解されちゃう。
でも、それらの酵素は
加熱されると、完全に破壊されちゃうんだよね
だから、調理されたものを食べる時には、
唾液に含まれているアルカリ性の消化酵素を使って
胃の上部で予備消化を行う必要があるの。
消化を十分に行うためにも、唾液をたくさん出すことが大事
口の中でよく噛んで、
食べ物と、唾液に含まれる炭水化物を分解する酵素を混ぜて
胃の上部で予備消化を起こす。
そうしないと、消化不良のままの未消化物は
毒性の物質に分解されていくから~
太る原因のひとつは、有毒な老廃物が身体に蓄積することだからね!
それにね、加熱されたタンパク質は、消化がとても難しくなるの
すると胃の中に長く留まることになるでしょ。
すると、温かい胃の中で多くの部分が腐敗し、そのまま大腸に至る・・・
その結果、非常に毒性の強い有害物質となって溜まり
太りやすくなるだけでなく、身体に大きな負担をかけてしまうんだ
だから、タンパク質を食べる時には、
生の野菜を一緒にたくさん摂る
これが大事な『食べ合わせ』
食事の際には、生の野菜を一緒に食べる
すると、植物に含まれた酵素がタンパク質の分解を助けてくれて、
身体の中で食べ物が消化不良を起こしたり
腐敗したり、排泄が妨げられたりってことがなくなるの
何度も言うよ
ダイエットの基本は、『有害な老廃物を速やかに外に出すこと』だから。
しっかり噛んで唾液に含まれた消化酵素を出し、
さらに、お肉にも、パンにも、ごはんにも、ポテトにも
生野菜をたくさん添えて、植物がもつ酵素を一緒に摂る。
栄養不足で太りやすくなるっていうのは、野菜や果物を十分に食べていないから
消化・吸収・排泄のプロセスがうまく働かないってところにあるよ
食べ過ぎで太るっていうのは、
『炭水化物だけ』『タンパク質だけ』といった偏った食事によって
それらを消化するために、体内にある大事な酵素を使い果たしすぎて
脂肪を燃焼するエネルギーを枯渇させてしまっているから
ダイエットの鍵を握るのは、『食べ合わせ』
これさえ守っていれば、好きなものを楽しんで食べて大丈夫
美味しく食べて
一生、ダイエットで悩まされないって、素敵でしょ
『もっと詳しく知りたい』って思われましたら
ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ
最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございます