大事な菌、洗い流していませんか?
2018年3月29日
今日は、お肌に棲んでいる『常在菌』について書いてみたいと思います
というのもね、
『菌は悪いもの』として、排除しようとしてる人が多いように感じるから
ニキビも『アクネ菌がいるからだ!!』と思い込んで、
殺菌効果のある洗顔料を使って、洗いすぎていたり・・・。
でも実際にはね、
善玉のアクネ菌は、病原菌の繁殖を抑えてくれて、ニキビになりにくい肌環境を作ってくれてるの
どうやって、そんな肌環境を作ってくれているかというとね
人間の皮膚は、『皮脂膜』という膜に覆われているんだけど
それが、外部からの刺激を防いでくれたり、肌内の水分を守ってくれたりしているんだ。
いわゆる、バリアの働きをしてくれてるから、『バリア機能』と呼ぶよ
このバリア機能の働きをしてくれている『皮脂膜』を作ってくれているのが、
皮膚に常に存在している『皮膚常在菌』なんだ
つまり
皮脂膜がなくなると、お肌は外部からの刺激を防ぐことが出来なくなるし
肌内の水分も抜けて潤いが保てなくなって、乾燥肌にもなってしまうの。
でも、ニキビで悩んでいる人に限らず
『美肌は汚れを落とすことから!!』と言って
洗浄力の高いもので洗ってたり、クレンジングや洗顔を組み合わせた『W洗顔』なんかしていると
皮膚常在菌が、あっという間に洗い流されてしまうの
1回の洗顔で(洗顔料によっても変わってくるんだけどね・・・)、
『90%もの常在菌が流された』というデータもあるくらいなんだよ
そんな大事な働きをしてくれている常在菌を『洗いすぎ』によって無くしていたら
いつまで経っても、肌トラブルからは解放されない
当サロンでは、強くて美しいお肌『美強肌』をつくることを目的としているから
メイクをしている日の夜は、美容成分で出来ているクレンジング剤で1回洗うだけ。
泡洗顔はナシ!
朝も、ほぼ水に近いくらいのぬるま湯で、洗い流すだけ。
洗顔料は使わないよ
こんな風にして、常在菌を育てることをおすすめしています
すると、お肌のバリア機能が正常に働きだして
肌内の潤いが保たれ、滑らかで~、ハリがあって~、
どんな環境や刺激にも負けない『丈夫で美しいお肌』に育つから
身体も、腸内細菌の状態によって、健康が左右されるように
お肌も、常在菌がお肌の状態を改善するカギを握っている。
結局は、常在菌を大事に育てていくことが、
これから10年先も、強くて美しいお肌でいられる最強の方法だと思うから
・ 乾燥やニキビなど、肌トラブルが一向に良くならない
・ 洗顔やピーリングなどによって、お肌がかなり薄くなってる
・ どんなお手入れをすればいいか分からない
そんなお悩みがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ
最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございます