娘から教わること
2019年7月7日
私の娘は高校3年生
私に必要だから、この子を授かったんだなって思うくらいに
幼い頃から教えられることが いっぱい
『娘を手本にして生きろよ』と神さまから言われていると
日々、感じるばかり。
どんな時でも、その中に幸せを見つける天才なの
いつも嬉しそうに踊ったり歌ったり
その時その時を全身で楽しんでる。
そして、一番『偉いな』って思うのが
人を嫌うということが、まずない。
昨日、娘の言葉に、ハッとさせられた。
学校で苦手とされている子がいるらしいんだけど
うちの子は、その子の面白さに いつも感心してる
家でも『本当に凄いんさ~~~っ!!!』って
よく話題に登場する。
ひとしきり興奮気味に話した後、娘が ふと言った。
『みんなホントにもったいないと思うわ。
苦手っていうだけで、寄っていかないもんだから
あんなに面白い話が近くで聞けへんのやで』って。
なるほどなぁ~・・・
地元のショッピングセンターで、娘と歩いていた時に
『あまり会いたくないなぁ』って思う人が前から歩いてくるのが見えた時、
娘に『こっちの道から行くわ』と言うと
『お母さん、自分から ものすごく不自由にしてるよ。もったいない』って。
娘は、
『人を嫌いになったら、気持ちが疲れるし、
気にして行動せなあかんくなるのが面倒』だって言う。
そういう娘も、能天気に、何事もなく高校生まで穏やかに過ごしてきたわけではなく
『そんな思いまでして、学校に行くことないよ』と学校を休むよう説得したことがあるくらい
辛い思いを、長い間、耐えてきたことがある。
そんな経験があるから、
『人を大事にしよう』という思いに至ったのかは分からないが
その時に辛く当たってきていた子にさえ、何事もなかったように他の子同様 接している。
『もう済んだことだし、今は優しいでさ』って。
本当に人が大好きで、どの人にもニコニコしてる。
本当に、わが子ながら尊敬するところ
そうだよな~
『あの人が苦手』といって、その人のすべてを排除していたら
その人がもつ素晴らしいものを見損ねてしまうこともある。
『あの人に会いたくないから』といって、その道を避けていたら
そこにある美しいものを見損ねてしまうこともある。
『昔に あんなことされたから』といって、ずっと許さずにいたら
他の誰でもなく、自分の心を痛め続けてしまう。
苦手と感じた部分は、その人の中の一部。
人それぞれの個性・価値観があるわけだから
自分の感覚と合わないところがあって当然。
生きにくくしているのは、自分が そうしているからなんだ。
みんな いいところがあって
みんな 凄い!!!
娘がいない日曜日。
『今、どうしてるかな・・・?』って考えてたら、
そんな昨日の会話が思い出され・・・
ちょっと親バカでしたが、そんな娘の話をしたくなりました
どうぞ素敵な日曜日の午後をお過ごしくださいませ