マッサージで脂肪って、燃えるの?
2018年5月15日
女性につきやすい皮下脂肪
これって、簡単には燃えにくいの
皮下脂肪って、予備のエネルギーで
通常は『中性脂肪』って形で溜まってる
・・・言ってる意味が分かりにくいよね
どういうことかと言うとね・・・
『中性脂肪』って、身体を動かす時のエネルギー源なんだけど
エネルギーとして使われなかった場合、その余った分が、身体に蓄えられる
その蓄えられる場所によって、呼び名が変わるの
皮膚の下に蓄えられると、『皮下脂肪』
小腸や肝臓に蓄えられると、『内臓脂肪』
・・・って具合にね
トンカツなどの白い脂身なんかが、中性脂肪
とはいっても、
トンカツやステーキの脂身を食べたら、身体に脂肪がつくってだけじゃなくて
『ブドウ糖』を原料として、肝臓でも脂肪が作られるから
『脂っこいものを控えれば大丈夫!!』ってことでもないんだ
中性脂肪は、固形の状態で、
そのままでは燃焼して、エネルギーに変わることはないの
『簡単には燃えにくい』っていうのは、そのため
それにね、長期間 その皮下脂肪が解消されないままでいると
『セルライト』が出来てしまう事にもなっちゃうよ!!!
『セルライト』とは、皮下脂肪と老廃物が結びついて出来る脂肪の塊のこと。
セルライトの数が増えて 大きくなってくると、
肌の表面がデコボコしてくるから
見た目でも分かるようになってしまうの
じゃあ、
皮下脂肪をエネルギーとして使われるようにするためには
どうすればいいんだろう・・・?
それにはね
『酵素』が必要になってくるよ
その酵素っていうのはね
脂肪分解酵素『リパーゼ』のこと
そんな素敵な酵素があるなら、どんどん分泌させたいよね
このリパーゼが分泌されるタイミングは 2つあって・・・
① 糖質が不足状態になった空腹時
優先的に使われるエネルギーは糖質だから、糖質が不足すると指令が出るよ
② 運動によって体温が上昇した時
『アドレナリン』って、聞いたことあるかな?
運動をすると、この『アドレナリン』っていうホルモンが出るんだけど
これが分泌されることによって、リパーゼが活性化するの
こうして活性化されたリパーゼが、
固形だった中性脂肪を溶かして、『脂肪酸』に分解するの
で、
その『脂肪酸』が血液中に溶け出して、全身に運ばれて、脂肪が燃える状態になるって仕組み
で、
必要に応じて、筋肉細胞に取り込まれて、燃焼して、エネルギーを生むの
これが『脂肪燃焼』の流れ
こうやって見ると
『なんで、エステではダイエットのお客さまにマッサージするの?』って思うよね
マッサージで、脂肪は燃えないじゃん!!! ・・・って
当サロンでも行っているダイエットメニュー
その施術でも、もちろんマッサージをしています
なんで脂肪を燃焼させるわけではないのに
マッサージをしているかというとね・・・
皮下脂肪の燃焼を助けるからなの
ここで行うマッサージは、血液やリンパ液の循環を良くすることが目的
血液循環を良くすることで、脂肪分解酵素の働きが高まって、脂肪が燃えやすくなるし
リンパの流れが良くなることで、体内に溜まった老廃物が排出されやすくなるからなの
不要な物を引き取らないと蓄積してしまって
それが脂肪になってしまうから
それにね、
皮下脂肪が まだ柔らかい状態にある時は、
その脂肪の中に、ちゃんと排出されなかった余分な水分が溜まっているの。
で、
マッサージを行うと、その皮下脂肪の中に溜まった余分な水分や老廃物がリンパに流れ出て、
身体の外に排出してくれて、サイズダウンすることが出来ちゃったりするから
それにね、
マッサージすると、凝り固まった筋肉や皮下脂肪の中に溜まったセルライトがほぐれて
それによって妨げられていた血流が良くなり、体温が上がって、代謝をアップさせる効果もあるの
代謝が上がれば、自然と皮下脂肪が燃えやすい身体になるから
間接的に、皮下脂肪を落とすことができるってわけ
・ お腹周りやお尻・太もも・二の腕のプニプニが なかなか取れない
・ ダイエットしたいけど、続ける自信がない
・ セルライトが気になって、肌を見せるのがイヤ
そんなお悩みがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ
最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございます