地球と自分との繋がりを思う
2018年11月11日
こんにちは。Beauty air Yukiの川端由起です
いきなりですが、
1967年の今日、『宇宙法』が施行されました。
それは、世界各国で宇宙開発が盛んになり、人工衛星や宇宙ロケットの開発が進むにつれ
宇宙の平和的な利用を定める必要性が出てきたためなんだとか
10月は、人類初の人工衛星の打ち上げが成功したり、先ほどの『宇宙法』が適用されたりと
宇宙に関する歴史的な出来事があったということで
10月4日~10月10日の一週間は、国連によって『世界宇宙週間』と定められました。
宇宙への関心が高まる10月。
私もちょっと、壮大なスケールの話に酔いしれたくなりました
そう。地球と人との繋がり
これって、本当に神秘的
人間が一生の間に食べる食料の量は、約50,000㎏。水分量は60,000㎏くらいなので、
合計して、110tの物質が、一生の間に私たちの身体の中を通過しています。
『110t』と言われても、想像しにくいんだけれど、大型旅客機1機分くらい
一生で旅客機1機分も食べてるだなんて、驚きです
もちろん地域によって食べる量には大きな差がありますが
平均して、世界中の人たちが、これほどの量を食べたり飲んだりできるほど
地球は与えてくれていると思うと、感謝の気持ちで胸がいっぱいになります
そんな風に食べ物を食べ、新たな細胞や組織が作られ、不要となったものは排泄されて・・・と
外の物質と内の物質とが交換され続けながら、身体が維持され
私たちの身体は、数年のうちにすべてが入れ替わっているんですね。
ずっと変わらず『自分』だと思っていても、
身体はまったく別の物に変わっているだなんて、不思議
でも、何十億という人がそれだけのものを食べ、排泄していても、地球が排泄物で埋もれてしまわないのは
私たちが排泄したものは他の生物の養分となって分解され、またその生物が食べられたり死んじゃったりと別の形になって、
また私たちの身体の中に取り込まれる循環が起こっているからなんですね。
私たちの身体から出た息であったり垢であったりまでも
地球を循環しているんだなって思うと、ホント面白い
他の生物が別の形となって、私たちの身体の中に取り込まれるように
私たちの身体も、死んでからでも地球を巡ります。
火葬されると、自然界に
二酸化炭素や水蒸気・二酸化窒素となって放出されます
それらが海水に溶け込むと、世界中のどこの海の水をすくっても、
その中に私出身の分子が入っていることになります。
植物や海水に吸収された分子は、野菜や果物・海藻などに育って、
酸素に変換され、放たれたものが、また人の身体に取り込まれる・・・
そう考えると、私が今、吸っている酸素や飲んでいる水の中には
1億年前の恐竜や50万年前の北京原人から放出された原子が
何千万個も含まれているんですよね!!
『自分』と『自分以外』とに分けて考えてしまいがちだけど
すべてが自分と繋がっていることに気づかされます。
形を変えながら、過去から未来へ
日本から別の国や宇宙へと場所を変え
地球が終わる時まで、これからもずっと、その循環はし続ける。
いろんな科学技術の発展によって、私たちは多大な恩恵を受けていますが
謙虚さを忘れず、この地球を美しいままに次の世代へと受け渡していく
責任の重さを感じます。
宇宙への関心を喚起していくといったこの期間に
自分たちの在り方を、もう一度見直していくいい機会かなと思いました
台風の影響は大丈夫でしょうか?
皆さまがご無事であることを心からお祈りしております。
最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございます